今日は朝から気が重かったのです。
私とは全く気が合わないヘルパーさんと待ち合わせしての同行だったから。待ち合わせ相談の時点で噛み合わなくて、火花散ってはいたんですよ。「絶対こいつ分かってない!」って思いました。でも「分かったからもういいわ!」とはねつけられて電話を切ったんです。絶対こいつ分かってない!って思いながら「当日見てろよ〜!」って思ってました。
地下鉄の駅での待ち合わせ
AM10:40 千代田線の表参道駅A1出口にて
新規のお客様の所に同行する場合、駅の改札口を待ち合わせ場所にすることが多いのですが、今回→私は自転車、彼女が電車だったので、分かりやすく限定された場所にしようと「A1出口にしましょう」ということになりました。
この時、特に注意して伝えたこと
❶私は自転車で向かうこと
❷改札を通らないので地上で待つこと
❸何線でも一緒かもしれないけど、千代田線の表参道駅であること
❹時間(これに関しては、復唱してもらい電話を切る前にも言いました)
「絶対間違えんなよー!」
と心の中で叫びながら。電話を切った訳ですよ。向こうもきっと「分かったっつってんだろ!いちいちうるせぇー!」って思ったことでしょう。電話を切る勢いがハンパなかったですもん。
当日、お客様との約束の時間は11:00〜
駅から10分もかからない距離です。
余裕をもって、待ち合わせ時間を10:40に設定しました。いつもの私だったら10:45に設定していたでしょうね。さらに、待ち合わせ時間にギリギリ到着していたでしょう。
しかし!今回は違います。相手が相手ですから、借りを作っちゃいけません。ちゃーんと5分前に到着して、辺りを見回し、自転車だったので少し大回りして現場に自転車を停めました。
「ヘルパーさん、まだ来てない!」よし!私の勝ちだー。
と訳のわからない勝利宣言をしながら、階段が上がって来る人を一人一人確実にチェックです。
時間は10:40を過ぎ、10:44…あれ?予想はしてたわよ?想定内。
でも遅くないかい?
ちょっとやばくなって来たので会社に電話し、ヘルパーさんと連絡を取って貰いました。→2分後に会社から電話。
◼︎「ヘルパーさんA2出口に居るってよ?」
・なんでやねん!!!
・いつからA1→A2に変わったの?
・ウケるー(涙)
◼︎じゃ「A1出口に来て!」って伝えて貰えますか?
・断固A1なんだけどー!どゆこと?
◼︎そこ後、また会社から電話
・なんかヘルパーさん分からないみたいだから、そこから迎えに行ってあげて?
・なんか表参道ヒルズの方にいるらしいよ?
「えーーっ?」
絶句ですよ。もうこの時点で10:53だし!
今、会えてないって事は、間に合わないって事?→焦る。
◼︎焦りながらも、私の頭の中を駆け巡る思い
・表参道ヒルズ? 結構遠いよ?
・なぜ道路の反対側?
・分からないのになぜ動き回るの?
・動き回る前に、会社に電話しよーよ!その為にフリーダイヤルなんだからさ!
と、まぁ〜ありとあらゆる気持ちが交錯してましたよ。「あぁ〜、自転車で良かった…」一筋縄じゃ行かないとは思ってましたけどね、これは想定外でしたわ。
合流した時のために決意した3つのこと
こんだけ私をイライラさせて、すごい彼女だけど、これからお客様の所へお連れするのに険悪なムードで行ったらダメですよね?だから、必死でこう決めました!
- ネガティヴな発言はしない。
- 絶対に相手を”責めない”その代わり謝罪はしない。
- 事実だけを伝える事に徹底する
この3つを心に決めたのです。
しばらくして彼女を見つけました。笑顔を作って挨拶を交わし「会えて良かったですね」と言うと「良かったじゃないわよ〜!」と彼女。こちらを責める気満々。ちきしょー!!(と言う気持ちは心にしまって)
◼︎彼女の言い分
・A1出口の後方にいた
・車の影で見えなかったのかも私チビだから
・私が5分前から階段の入り口で待っていたと伝えると「私なんか、待ち合わせには20分前に着くようにしているから」という謎の主張
待ち合わせしてるのに、車の影にいるって謎過ぎる。
見つけてもらってなんぼでしょ?
私は必死で耐えました!何も主張せずに、言い返したりせずに。お陰様で、ちょっと遅れたけど無事にお客様の所へお連れすることができましたよ。怒られなくて良かった…。
まとめ
人は歳を重ねると思考に柔軟性がなくなって来てしまうものなんですよね。たくさんの経験を経て、考え方が固まってくるので悪いことばかりではありません。ただ、自分のミスを認めない所もでてきてしまいます(悲しいかな)。主張したい気持ちをグッと抑えて"お互い様"の心遣いも必要かなって思います。今回かなりリスク管理はしたつもりですが、まだちょっと甘かったようです。
◼︎苦手なタイプと待ち合わせする時の注意点
・場所と時間を決めたら必ず復唱してもらう
・場所を限定しつつ、時間になったら動かないでいてもらう。
・携帯を持っているのであれば、時間を過ぎたら時点で連絡を取り合う。
・こちらは絶対に時間に遅れず、相手が遅れても責めないだけの余裕をもつ。
◼︎相手が待ち合わせ場所を知っていたら
・相手に場所を決めてもらい、具体的なイメージを掴みましょう。
これだけの心構えがあれば、トラブルが発生した時も余裕を持って対処できます。苦手な相手に謝るという屈辱を味わわなくて済みますよね。
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